7MAY.
日本選手権競輪 最終日
トップ選手達による見応え十分な好レースが続けられきた競輪ダービーは、ついに千秋楽を迎えます。まず決勝戦では、5人勝ち上がった関東が二手に分かれました。ダービー決勝で優勝の可能性がほとんど無い4,5番手は誰もまわれない。これは仕方ないでしょう。一方、危惧したとおり、関東以外の自力4車は全員が単騎になってしまいました。これで決勝戦は展開予想の面白さが半減してしまったので、私は平原の応援がメインになります。(とはいえ、ちょうど決勝の時間は所用が入っているので、夜に録画観戦ですが)一方、10レースまで負け戦が続きますが、この最終日まで帰郷を避けて敗者サバイバルを残った猛者達による最終戦。それはもはや勝者戦といってもいいでしょう。本日の勝負どころは負け戦にあり。ちなみに今開催での私の車券成績は、珍しいことに大幅なプラス収支となりました。もともと三点勝負なので10〜20レースに一つ当たればプラスを望めるところ、五日目まで43レースのうち6つも当たれば十分過ぎます。このラッキーを持続できれば苦労はないのですが。1R周回 ⑨①⑥ ②⑧ ③⑤ ⑦④初手枠なりから打鐘で③島川が叩いて流す。7番手に下げた⑨松本秀が最終ホームで巻き返し、合わせて③島川が突っ張る。両者のモガキ合いが長引けば②佐藤友や⑦皿屋の捲りどころ。あっさり③島川が踏み勝っても、3番手追走の⑦皿屋が最後に捲り追い込みで抜け出す。その際に最終4コーナーでインを突ける選手が少なく、④坂口の突き抜けが期待できそう。47-47-5, 4-5-2➜ 7-3-15同着 3連単16,600円、10,980円 (ToT)⑨松本秀に対して③島川が突っ張らないパターンだった。④坂口は⑦皿屋が行けないとみて内に降りてしまったのが失着。2R周回 ①⑨ ⑦②⑤ ⑧④ ③⑥⑦伊藤颯②北津留の縦二枚が脅威。別線としては、いかに九州に主導権を与えないかがテーマだが、それができる器用な選手が見当たらない。結果的に最終ホームでは⑦伊藤颯が先頭で風を切っているだろう。同時に①志田がカマしてくるが⑦伊藤颯が突っ張る。バックから③佐々木豪が捲るが、合わせて②北津留が縦に踏む。その福岡両者を追う関東の④佐藤礼が、2センターで膨れた隊列のインを突く。2-45-45, 2-5-9➜ 9-1-2 3連単17,040円 (ToT)①志田のカマシが見事すぎるくらいに決まってしまった。⑦伊藤颯に油断もあったか。3R周回 ①⑤⑨ ③⑦ ⑧② ④⑥地元の功労者⑤小松崎の前をまわる①高橋晋は最終日負け戦ならやることは一つ。同型の④晝田が外枠で逃げにくく、①高橋晋は簡単に主導権を取れそう。③佐々木悠⑦宿口は二走めでワンツーを決めているが、この状況では捲り組み立てのはず。初手は枠なりになりそうだが、負傷でダッシュの利かない②和田健がスタート出遅れ上記の並びになりそう。①高橋晋が前受けから引いてカマす展開なら、北本線の4番手は③佐々木悠か④晝田になる。この両ラインが連下候補。ただし不安定な⑦宿口は信用しない。5-39-39, 5-9-6➜ 7-3-5 3連単2,680円 (ToT)信用できない⑦宿口の良い方のめが出てしまった。信用できないといえば①高橋晋も同じだった。初日にやらかした失敗レースを再度やらかしてしまうとは。4R周回 ⑤⑨ ⑦①⑧ ⑥② ④③⑤根田の逃げいち構成だが、その⑤根田が最外枠となっている。もし、初手を枠なりで並ぶなら、最初に上がった⑤根田を別線が順次切っていって、最後に3車ラインの⑦山田久が成り行きで逃げる展開になりそう。逃げたときの⑦山田久は威力半減。4コーナーまでに④小川真か⑤根田に捲られてしまうだろう。それを避けるには、近畿は初手で南関を前受けにして、その後ろにつけるのがベスト。スタート捌きで①神田紘にその並びが作れるかどうか。難しいかもしれない。ここは⑦山田久の成り行き先行とみて、南関と徳島の連対。3-4-9, 9-5-3, 5-4-9➜ 3-9-7 3連単28,860円 (ToT)⑤根田を前受けにして⑦山田久は自分の逃げ展開を回避。このケース1を選ぶべきだった。5R周回 ④③ ①⑤ ⑦②⑨ ⑥⑧①犬伏は特選スタートから絶不調。対象的に⑥佐藤一伸が負け戦好調。④長島は番手戦で2勝を挙げているが自力戦ではダメ。好不調と実力を加味すると、総合力高いのは九州ライン。打鐘で前にでた⑦阿部将は、そのまま流して①犬伏を迎え入れ3番手でもいいし、①犬伏の仕掛けが遅ければ突っ張って駆けてもいい。いずれの場合も②山田英の交わし1着に期待できる。連下の第一候補は好調⑥佐藤一伸の捲り追い込み。次いで④長島を足場にする③中田健。一方、追い込みを名乗っているが横と追走に弱い⑨園田。本質は短距離加速の自力型といえる。踏み出し凌いで無風でまわれば3番手から直線だけで突き抜ける。しかし、その前に道中で擦られ離れる可能性が高いとみる。2-7-6, 2-36-7➜1-2-9 3連単4,060円 (ToT)⑥佐藤一伸は初手前受けから良い組み立てだったけど、仕掛けが一歩早すぎたかも。最後に①犬伏が8番手捲りで給金を合わせた。7R周回 ⑨①④ ②⑦ ⑤③⑥ ⑧3走めの捲り2着で片目が開いた⑨北井。最終走は先行で押し切って終わりたいところ。前受けから引いてカマシでも問題ないが、赤板突っ張りの方が盤石か。②雨谷はバック過ぎまで動かないので、⑤伊藤旭の攻撃さえ凌げば主導権は容易。インを突ける選手が多いので、4コーナー内側は渋滞しそうで、直線ゴール前まで南関が鉄壁の陣形を築く。逆に外を踏む②雨谷と⑧久米康が伸びやすい。万が一の突き抜け期待。あるいは①小原太が②雨谷を振ったとき、神山拓の内掬いが決まるか。278-1-9➜ 9-8-7 3連単49,080円 (ToT)⑤伊東旭に追い上げられて①小原太が離れてしまった。8R本日の負け戦随一の好カード。総合力は③松井⑤深谷の縦2枚だが、別線も引けを取らない。長い距離を践むのは③松井か⑧森田だが、3車となった④窓場の先行も十分ありそう。様々な展開が想定できる中、あくまで④窓場が捲り一発狙いと仮定すれば、以下のケースに絞れる。まず初手。④窓場が捲り組み立てなら、一本棒7番手のリスクある前受けは避けるだろう。⑦嘉永も同様。すると③松井が遠慮なく大好きな前位置を取る。赤板で上がった⑧森田は、できればこのまま主導権をキープしたい。④窓場も⑦嘉永も、二段駆けの南関を逃がすより⑧森田を逃がす方が戦いやすいので、叩かず追走する。8番手まで引き切るのに時間がかかった③松井が反撃に出るのは最終ホーム手前。すでに⑧森田はカカリだしているので、簡単には出切れない。こうして両者でモガキ合いになれば④窓場か⑦嘉永の一発。現状の勢いから④窓場が上回るとみる。⑤深谷が番手発進するも、③松井を気遣って一手遅くなるだろう。4-1-579➜ 5-8-6 3連単7,240円 (ToT)逃げる南関の3番手を④窓場追ったとき⑧森田が追い上げて奪取。9R⑤郡司①佐藤慎⑦守澤の現旧SS混成ラインが強力本線。③寺崎が引っ張る近畿も引けを取らないが、肋骨骨折の影響が出てくるであろう最終日。③寺崎のパフォーマンスは大丈夫か。②浅井が⑧町田につけるのは初めてか。⑧町田としては③寺崎や⑤郡司を行かして捲る展開は想定しないだろう。2車でも積極的に逃げるとみる。③寺崎にとっては、その3番手を取って先捲りが理想的。うまく⑤郡司に合わせることができれば、後続も連れ込める。ただ、⑤郡司も大人しく注文には嵌らないだろう。⑧町田のカマシに合わせて追い上げ、3番手で③寺崎と外競りに持ち込むかもしれない。そうなれば、⑧町田が捲られず最終4コーナーまで押し切り、そこから②浅井が加速抜け出してのアタマあり。9-3-12, 2-9-1➜ 5-1-9 3連単3,440円 (ToT)③寺崎が前受け全ツッパを選ぶとは。⑧町田は完封されたが、⑤郡司をサラ脚で4番手に置ければこうなってしまう。10R決勝で見たかった北日本連携。決勝で見たかった⑨眞杉②坂井タッグ。一方、①松浦は昨日の清水ちぎれの印象が強すぎて推しにくい。初手で①松浦は前受けを避けたいが、かといって③新山が前を取ると突っ張り押し切りもある。仕方なく⑨眞杉が前受けだろう。北日本の後続は横に強くない。地元観客のブーイングは出るが、別線としては飛びつき分断策は大いに有効。ただし、指が痛い①松浦は競りを避けたいところ。飛びつくとしたら⑨眞杉か。⑨眞杉は赤板で一度突っ張り、流しながら再度の③新山上昇を待つ。最終ホームで④菅田か⑧山崎芳を一発で退かせれば、最後に栃木タッグで抜け出し②坂井の差し。それができなければ、北日本が一本棒で押し切り、好調④菅田の抜け出し。2-9-7, 4-28-28➜ 2-9-3 3連単9,570円 (ToT)スタートで①松浦も②坂井もS取り行かず、まんまと③新山が前受け突っ張り。しかし、①松浦の追い上げで⑧山崎芳が離れ、⑨眞杉の大捲りが決まるも、③新山が粘って3着抜け。日本選手権競輪 最終日11R 決勝本来、自力単騎が4人もいる番組は真面目に予想するに値しない。競馬の様に選手個々の優劣か好みで買うしかない。それでもダービー決勝なので、できる範囲で真摯に展開を考えてみよう。仮定に仮定を重ねることになるが。ケース1 ④吉田拓の先行初手は④吉田拓ラインが前で受けて、以下枠なりで並ぶと仮定する。赤板で⑧小林泰が上昇したとき、脚ため優先の⑨岩本と⑤山口拳は単なる切り替え追走だが、より積極的に動く①古性と③清水は⑧小林泰ラインを叩いて前々に踏むと仮定する。すると、打鐘過ぎに④吉田拓が叩いてきたとき、①古性と③清水が4,5番手に入ることになる。ここは①古性が前で4番手と仮定する。後方に置かれた⑤山口拳と⑨岩本が最終ホームで仕掛けるが、合わせて①古性と③清水がバックから発進。その順番は①古性を③清水が追う形と仮定する。④吉田拓より①古性の方がトップスピードの絶対値は上。②平原の牽制を乗り越えて捲りきるだろう。最終4コーナーまで全くのサラ脚できた③清水が追走からゴール前で交わして優勝。3-1-25789ケース2 ⑧小林泰の叩き先行初手から赤板まではケース1と同様。ここで先頭にでた⑧小林泰が打鐘前からペースを上げて単騎勢の追い上げを阻止。3番手に④吉田拓をつけた関東5車の並びで最終ホームを通過する。6〜9番手に並んだ単騎勢は最終バックまでに各々捲り発進するが、最後尾の⑨岩本が真っ先に仕掛け、早始動の①古性か③清水が追走、脚ためたい⑤山口拳が最後に続くと仮定する。合わせてバックから④吉田拓が3番手捲り発進。単騎勢は外に浮いてとどかず、直線で②平原が番手から抜け出して優勝。2-13457-13457単純に④吉田拓または⑧小林泰が逃げたとして、その先行力と単騎4車の捲りスピードを比べると、後者の方が上回る。まず十中八九がケース1に似たようなパターンで単騎勢の優勝だろう。それも、先に動いた単騎を追って後から動く単騎が勝つ。ただ、関東は二手に分かれたとはいえ、せっかく5車の勢力が揃ったのだから、自地区から優勝者を出したい。その気持ちがあればケース2の連携も不可能ではない。最終バックでは関東5車で前団を占めての優勝争いになる。1割以下の確率になるが、この形になれば②平原の優勝もあり得る。どうせ自力単騎が多すぎて不確定要素だらけの番組なら、ケース2を期待して②平原応援車券とする。3連単 2-1-33連単 2-3-13連単 2-1-7➜ 2-9-1 3連単53,440円 (ToT)優勝はっっ平原康多ぁーーーーーーー!!祝祝祝涙涙涙嬉嬉嬉ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!(万歳三唱)えーえーはいはい車券はハズシましたが何か?笑実際にケース2で挙げた買い目は全部買ってたけど、⑨岩本の連対は入れてなかった。全全はポリシーに反するので買いません。まず初手は上記で予想(仮定)したとおり。しかし、赤板で⑧小林泰より先に①古性③清水⑤山口拳が上がることでケース2を阻止。ここはさすが①古性。打鐘では④吉田拓が中団インで粘りかけてヒヤヒヤしたが、ちゃんと6番手まで下げてくれた。そして間髪いれず最終ホーム前から④吉田拓が発進。このタイミングが絶妙で、結果的にケース2の逆バージョンになった。⑧小林泰⑥諸橋で単騎勢に栓をする形になり、①古性も③清水も踏むコースが無い。最終バックで関東5車が前団を占める。これこそが勝利へのフォーメーション。そしてビクトリーロードを突き進んだ②平原が歓喜の1着ゴール!殊勲は見事な仕掛けで最後まで踏み切った④吉田拓。内を締め続けてイン突きを許さなかった⑦武藤龍。そして果敢に駆けた⑧小林泰⑥諸橋。表彰式の録画も見ました。幾多の優勝を飾ってきて表彰台には慣れたはずの平原の目にも思わず涙が。やはり、この一年余り怪我で思うような競走ができなかったのは本当に辛かったのでしょう。この復活勝利に誰よりも感激しているのは間違いなく平原本人。インタビューでのコメント「勝てない時期も変わらず応援してくれたファンのために」自分もその多くの一人であることに感激してます。初日記事で「平原は。。。直前の西武園で、あの展開から力負けする状態では、今回もダービー優勝は厳しいかも。今年後半の復権に期待しましょう。」と書きましたが、本当に嬉しい誤算。「体の痛みが消えて本来の走りができている」と戦前インタビューで語っていた平原。本当にそのとおりだったんですね。おめでとう平原!平原時代はまだまだこれからだ!この勢いで夏のオールスターも勝って、一気にグランドスラムだ!7車不買運動9車売上げ貢献 継続中競輪愛好者の矜持にかけて、7車立てはいっさい買わず、その資金をすべて9車立てに投じることを誓います。他の予想サイトへ
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